妊活や不妊治療を始めたいと思ったとき、いちばん難しいのは「どのクリニックに行けば良いのか」ということかもしれません。
2020年の調査データで、病院選びに「迷った経験がある」は約8割、「転院経験がある」は約5割超、そのうち「2回以上の転院を繰り返した」は約7割という結果があります。(出典:NPO法人fine「どうする?教えて!病院選びのポイントアンケート2020」)
実際に、2022年9月から情報発信を始めて以降、女性からだ情報局には毎週数多くの「クリニック選びに関する相談」が寄せられています。
また、これまでに取材を行った「体外受精によりお子さんを授かったカップル」の中で、「不妊治療クリニックを一度も変更しなかった」カップルはいません。多くの時間や費用を費やしたカップルの多くは「最初から本気でクリニックを探しておけばよかった」と口にします。
そして、数多くの生殖医療医や患者へのヒアリング、そしてクリニック見学などを経て、私たち女性からだ情報局は、すべてのクリニックで等しく同じ水準の妊活・不妊治療が受診できるとは考えていません。飲食店や美容院などとは違って、妊活・不妊治療のクリニックの見極めは、その業界に身を置いた医療従事者以外にはとても難しいもの。そして、人それぞれに正解が異なるのも事実です。
では、具体的にどのように妊活・不妊治療クリニックを選べば良いのか。私たち女性からだ情報局では、4つの項目に分けてご案内しています。
クリニック選びで”信用しすぎない方が良い”3つの情報
信頼できる医療水準のクリニックを見極める3つのポイント
自分に合ったクリニックを選ぶ4つのポイント
「女性からだ情報局」データベースの使いかた
これらの情報だけでは、ご自身やパートナーに合ったクリニック選びが難しい方向けに、女性体情報局では個別相談会も実施しています。
「女性からだ情報局」個別相談会
これらをうまく活用しながら、ぜひ少しでも早くあなたとパートナーに合ったクリニックを見つけることを祈っています!