「チョコレート嚢胞(のうほう)」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。かわいい名前とは裏腹に、妊娠可能な年齢の女性の6-10%に起こるといわれている子宮内膜症の一種です。(*1)「チョコレート嚢胞」は聞いたことがなくても、「子宮内膜症」は耳にしたことがある人も多いかもしれません。
卵巣に発生するチョコレート嚢胞(のうほう)は、日常生活に影響するほどの強い月経痛を引き起こし、不妊の原因にもなります。また、がん化するリスクもあるんです。
今回は、チョコレート嚢胞が発生する原因や不妊への影響、治療法などを、東京歯科大学市川総合病院産婦人科准教授、福島県立医科大学特任教授の小川真里子医師にお伺いして、4つの記事にまとめています。
チョコレート嚢胞①:概要と子宮内膜症
そもそも、チョコレート嚢胞とはどんな病気なのでしょうか。そして、どのくらいの人が罹患(りかん)しているのでしょうか。
それにはまず、「子宮内膜症」から理解する必要があります。
「子宮内膜症」と「チョコレート嚢胞」についてその概要を知り、身近な不調の1つであることを認識しましょう。
詳しくはこちらの記事をチェックしてみてください。
チョコレート嚢胞②:初期症状と検査
たくさんの人が罹患しているチョコレート嚢胞。
では、自分がチョコレート嚢胞であるかどうかを知るためには、どんな症状に気をつければ良いのでしょうか。また、クリニックではどんな検査をするのでしょうか。
チョコレート嚢胞の初期症状や検査についてまとめました。詳しくはこちらの記事をチェックしてみてください。
チョコレート嚢胞③:不妊への影響
チョコレート嚢胞で気になるのは、その検査や治療だけではなく、不妊にどのように影響するのかということ。
実際に、チョコレート嚢胞は不妊の原因になるのでしょうか。そして妊娠率にはどれくらいの影響があるのでしょうか。
こちらの記事では、チョコレート嚢胞が不妊に与える影響についてまとめています。詳しくはこちらの記事をチェックしてみてください。
チョコレート嚢胞④:治療法と治療期間
では、チョコレート嚢胞になった場合、どのような治療が行われるのでしょうか。また、その期間はどのくらいかかるのでしょうか。
こちらの記事では、チョコレート嚢胞の治療についてまとめています。詳しくはこちらの記事をチェックしてみてください。